自然との対話で心が落ち着く『滝行』体験

 

■滝行とは?

滝行とは、滝に入って行なう修行です。穢れを祓うとされる“水”で心身の穢れを落として清浄にするという意味があります。日本古来の山岳信仰における滝への崇拝に由来し、神道や密教、修験道の修行法のひとつとして行われています。

 

■滝行の方法

・行衣に着替える
・滝に礼をする
・お経や祝詞を唱える
・滝の前に進み、身を水につけます(水行)
・滝つぼに入って水にうたれる
・礼をして滝から出る
・体を拭き、身を暖める

 

■滝行の効果

身を切られるような冷たい水に打たれる…まさに荒行そのものの「滝行」が人気の体験となっています。激しい水流によって雑念が湧く余裕がないので、精神統一が行いやすいことなどから、癒しの効果を感じる参加者が多いようですよ。

しかし、ただ単に滝に入ればいいというものではなく、コツがあります。また、当然ながら、滝のある場所は山中などなので、注意も必要。特に大雨などのあとには、増水や土砂崩れ、さまざまなものが流れている恐れがあるので、きちんと指導員の指示のもとに安全に行ってください。