日本人万歳!心身ともに温まる『温泉』

 

■宿坊体験と共に楽しみたい温泉文化

温泉大国、ニッポン。
温泉とお寺・神社ってあまり関係性がないようですが、実は日本各地には、温泉にまつわる神話や伝説がたくさん残っていて、「湯治」という言葉があるように神様も温泉で病を癒したというお話もあるほど!
また、美肌作用や冷えの改善ができたりと美容面でも嬉しい効果も期待できることから、女子には強い味方です。
温泉で有名な地域にある宿坊などでは、宿坊で天然温泉も楽しむことができたり、周辺の温泉を利用できたりもします。
まずは日本各地にあるおすすめ温泉スポットを見てみましょう!

 

このように全国には色々な温泉がありますが、温泉とひとくちにいってもお湯の性質が違います。また、場所によっては、料理や景色、レジャーなどもできるといった特徴もありますので、飽きることなく過ごせますよ。
目的地はお湯の性質で決めるのも良し、過ごし方で決めるのも良し!

残念ながら、すべての温泉地に宿坊が存在するというわけではないのですが、温泉が自慢の宿坊を厳選してみました。
旅館やホテル、ではなく、「宿坊」はおすすめですよ!

 


高野山温泉 福智院
(和歌山県伊都郡高野町高野山657)
800年以上に渡る歴史があり、高野山で唯一の天然温泉がある宿坊です。
昭和の名作庭家・重森三玲氏による庭園や、創作精進料理も楽しむことができます。


 


薬王寺 本坊
(徳島県海部郡美波町奥河内285-1)
薬王寺 温泉宿坊 薬師会館
(徳島県海部郡美波町奥河内256-7)
硫化水素を含む天然温泉・薬王子温泉。弘法大師・空海が山腹から湧き出た霊水を見つけて、病に苦しむ人びとに温浴や薬水として服用することを教え、多くの人を救ったというエピソードが残っています。


 


瑞光寺大谷会館
(大分県別府市御幸3)
大分県の有名な温泉地、別府温泉にあるお寺の宿です。
天然温泉は過酸化脂質形成の抑制・細胞の活性化の効能があり、冷え症・神経痛・肩こり・五十肩・手足のしびれ・肝硬変・糖尿病・胃下垂等に有効です。


 

■知っておきたい、効果的な温泉の入り方

最後に、ちょっとだけおまけ。
日本人なら知っておきたい、温泉の入り方を伝授します。

Q. からだを洗うタイミングは?
まずはお湯につかってからからだを洗うのがベター。
ただし、マナーとして掛け湯は忘れずに。

Q. どれくらいの時間入ればいい?
長い時間入ればいい、というわけではありません。
身体への負担や湯冷めを考えると、3~5分程度の入浴と休憩を数回繰り返すのが理想的です。

Q. 温泉から出るときは、シャワーで洗い流す?
基本的には、洗い流さない方がいいとされます。
ただし、酸性泉などの温泉の性質によっては、肌への刺激が強いので洗い流してください。

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温泉旅行は、もはや日本人の旅行の定番。
ぜひ温泉旅の楽しみ方として、ココロもからだも癒される宿坊温泉旅を検討してみてくださいね。

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