少し外出が億劫に感じてしまう雨の季節がやってきましたが、街の至る所ではパステルカラーのあじさいの花を目にする時期になりました。
アジサイと言えば、関東地方では特に鎌倉のお寺が有名で毎年たくさんの人が訪れていますが、全国各地にはアジサイが有名なお寺・神社はたくさんあります。
この時期だからこそ、アジサイが自慢の宿坊にでかけてみてはいかがでしょうか。
今回は、あじさいがとても美しい宿坊をご紹介したいと思います！
■あじさい寺が営む、お寺の民宿 高原荘
別名「あじさい寺」として知られる、曹洞宗の三嶋山高源院。「北信州」飯山市戸狩温泉スキー場の麓にあるこの宿坊は、「信越トレイル」や「森林セラピー」の認定宿でもあります。梅雨のあじさい、そして緑が美しい夏、スキーができる冬と年中通しても訪れたいところです。
■秋だけじゃない！ぶどう寺 大善寺
山梨県甲州市にある大善寺は、真言宗智山派の古刹です。ブドウ寺として親しまれ、ぶどうの房をもったとても珍しい薬師如来像がご本尊です。ぶどうがおいしい秋にも訪れたいですが、ぜひ山門周辺や石段の左右で咲き誇るアジサイを見に梅雨にも訪れてほしいところ。例年7月上旬くらいまで見頃となっています。
■古峯神社の神庭「古峯園」
天狗でも有名な古峯神社の神庭は、広大な自然の地形を生かして作られた約25000坪の廻遊式日本庭園です。四季折々に咲きみだれる花々が美しい風景をつくりだし、６月末から７月にかけては紫陽花や菖蒲が見ごろを迎えます。
■金山 出石寺
愛媛県にある真言宗御室派別格本山の、お遍路さんの八十八のお寺には数えられない番外のお寺です。標高812mの出石山の山頂にありますので、参道にたくさん植えられている紫陽花は、少し遅めの７月に見ごろを迎え、あじさいまつりも行われます。また、秋から冬にかけては、気象条件がそろうと大洲盆地に発生する雲海が見ることもできます！
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傘をさしながら紫陽花を鑑賞したり、シトシトと降り続く雨の音を聞いたり、この雨の季節をお寺・神社で時間を過ごすのも一興かもしれません！
なんだか風情がある贅沢な梅雨の過ごし方にいかがでしょうか。
ぜひ週末を利用して、訪れてみてくださいね。
