開口神社

あぐちじんじゃ

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開口神社は、奈良時代には開口水門姫神社と称せられ神功皇后により創建されたと伝えられています。港を護る役割を持ち、最古の国道といわれる竹内街道の西端にありました。

神功皇后が三韓(朝鮮半島)より石津浜に上陸され、塩穴松原にて忍熊王の反乱を平定すべく戦勝祈願の祈祷をした折、老漁師が赤目魚(鯛)を献上したことを吉祥の証と喜ばれ、八重潮路に向かう地に塩土老翁の御魂をお祀りせよとの詔により開口神社が創建されました。

その後、天永4年(1113年)開口村、木戸村、原村の三村の神社併合により三村宮、または三村明神とも称されるようになります。

尚、行基により念仏寺も建立されました。念仏寺の通称が大寺であったため念仏寺が廃寺となった今も堺の人々は「大寺さん」と愛着をこめて呼んでいます。
また、かつての堺の繁栄の名残として、境内にはいくつものお社があります。