火渡り修行

火渡り修行は熱くないの？危なくないの？

一般参加の火渡り行は初心者でも大丈夫。
祭事などで一般参加できるような火渡り行は、適切にとり行われる限り、やけどを負う危険はほとんどありません。

指導のとおり行えば、危険もありませんし、熱さ耐える忍耐力などの特異な精神力は必要とされません。
実際に、素早く歩きぬければ、苦痛になる熱さを感じたり、やけどを負うようなことはありません。
それでもやはり気合がないと行えないので、気持ちを奮い立たせたい時にはよいでしょう。

火渡り行は言密教で一番厳しい荒行と言われている修行です。
熱した炭を敷き詰めたその道の上を裸足で歩き抜けます。
火の上を歩くこよにより、日ごろ我々が知らず知らずに犯している罪を焼き祓い、心身ともに清め、
六根清浄を極め生まれ変わり、心願成就・大願成就等、得難きご利益が授かるといわれています。
一部の神道でも、似たような御祈祷が行われています。

火渡り修行の価値とは？

運気上昇、開運厄よけ、気を入れたいときに。
信仰的な効果としては運気上昇、開運厄よけとなっています。

火渡り修行は実際は特に危険なものでも、苦痛を受けるものでもありませんが
やはり火の中に体を入れるのは気合が必要になります。

そういう意味でも勝負前に気合を入れたい時や、自身を新しく生まれ変わりたいときの
節目などに気持ちの奮い起こしにもなります。

火渡り修行の注意事項

十分な知識のないままに行うと危険が伴いますので、しっかりと事前に説明を受けましょう。
また、熱かったとしても走ってはいけません。
足と炭との接触面積が増え逆にやけどするので危険です。
できるだけ１歩１歩に体重をかけずに速やかに歩きぬけましょう。