【宿泊レポート】徳川総家菩提寺 高野山 蓮花院

 

■今回宿泊したのは・・・蓮花院

今回宿泊したのは、高野山・金剛峯寺の東隣にある蓮花院。徳川総家菩提寺で、徳川歴代将軍や御三家など、徳川一族の菩提を弔っていて、将軍家の位牌などもお参りすることができます。

歴史ある寺院ですが、宿坊は、2015年12月にリニューアルされたばかり。時代に合わせてバリアフリー対応もされていて、近代的なとてもきれいな施設です。

 

<終業後、急いで高野山へ>

チェックインは14時からですが、今回は大阪市内で仕事を終えてから高野山へ向かったので、蓮花院に到着したのは、午後17時40分。
三門をくぐって宿坊がある施設で受付を済ませると、夕食は18時からとのこと・・・ぎりぎりセーフです。

何はともあれ、まずはお部屋へ。
お部屋は番号ではなく、聖(ひじり)や杉(すぎ)、青蓮(しょうれん)など、漢字で名前がつけられています。今回、私は、松という名前のお部屋に宿泊させていただきました。

シンプルな和室の部屋です。部屋の設備は、エアコン、冷蔵庫、洗面所、トイレ、姿見などがついています。

まるでビジネスホテルのような快適さに驚いていると、すぐに食事の時間。
部屋を移動して、伝統の精進料理をいただきました。とても豪華!
豆乳鍋は冬限定のメニューだそうです。

食事をいただくことも修行の一環なので、感謝していただきました。

食事を終えて部屋に戻るとお布団が敷かれていました。
すぐに入浴をして、翌日に備えて就寝。

 

<2日目、本堂のお勤め参加から>

朝6時に起床し、6時30分から本堂で行われるお勤めに参加しました。(やっとちなみに本堂内にある徳川家の位牌などもこのお勤めのときに見せていただけて、簡単に説明もしていただけます。

お部屋が本当に最新かつ快適すぎるのもあり、お勤めのときに、「あ、お寺に泊まりに来たんだ・・・」とやっと実感できました。

そして、7:00から精進料理の朝食です。

普段は慌ただしくて手を抜く朝食ですが、なんだかゆったりとした気持ちでいただくことができました。
宿坊ならではの雰囲気のおかげでしょうか。

 

<あっという間のチェックアウト>

チェックアウトは10時。
ちなみに、今回は体験しませんでしたが、希望すれば密教の瞑想である阿字観を体験することもできます。

 

■宿坊情報

蓮花院
〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山399
TEL:0736-56-2017 / FAX:0736-56-3105
チェックイン:14:00(最終チェックイン:18:00)
チェックアウト:10:00
交通アクセス:高野山駅より「奥の院」行きバス乗車、「千住院橋」下車 徒歩3分
駐車場:有り 10台 無料 予約不要