宿坊とは What’s Shukubo

宿坊について

宿坊とは、お寺・神社の参拝者のための施設です。

宿坊とは、お寺・神社の
参拝者のための施設です。

宿坊(しゅくぼう)とは、参拝者のための宿泊施設のことを指します。
本来は、僧侶のみが宿泊する場所、もしくは参拝者の心身を清めるための施設でしたが、
現在では一般観光客などの宿泊も受け入れる施設が増え、設備やサービスの充実、寺社文化の体験ができるなど、時代とともに神社・お寺に泊まる旅は広がりをみせています。

多種多様な宿坊の形態

実は「宿坊」とひと口に言っても、さまざまな形態があります。
宿坊は、基本的に宗教施設ですが、最近では、観光ニーズの高まりに対応した観光客に開かれた施設も登場しています。

<宗教の違い>
・神社の宿坊
・寺院の宿坊
<宿泊する施設の違い>
・お寺・神社の建物そのものに泊まる(多くの場合は、木造)
・敷地内にある建物に泊まる(比較的新しく鉄筋で、会館の名前がついていることが多い)
・少し離れた場所でお寺・神社が運営している施設に泊まる
<期間の違い>
・常時受け入れている
・期間や季節を限定してうけいれている(例)入山制限などにより夏季のみ等
・不定期で受け入れている(例)自社の行事などの繁忙期は対応不可等

宿坊でできる修行体験とは

宿坊の基本の過ごし方

宿坊に泊まるってどういうこと?何をして過ごすしたらいい?
まだ宿坊に泊まったことがない、そんなひとのために、宿坊宿泊の基本的な過ごし方をシミュレーションしてみました。

1日目 – Day1

  • 15:00〜宿坊に到着

    到着したら、受付を済ませ、施設の説明などを受けたらまずお部屋へ。
    交通機関や閉門などの理由により、遅い時間のチェックインが対応できない場合もあります。
    拝観や修行体験、お部屋で静かなに過ごすなど、過ごし方は好みでプランニングしましょう。

  • 17:30〜夕食

    宿坊により決められている時間に夕食を。心を込めて作られた精進料理などを楽しみましょう。

  • 19:00〜就寝準備

    翌朝に備えて入浴を済ませるなど早めの就寝準備を。
    入浴時間がやや早めに設定されていたり、お布団などはセルフサービスの施設もあります。

  • 21:00〜消灯

    就寝時間は自由ですが、消灯後の話し声などには十分注意を。

2日目 – Day2

  • 6:00〜朝のお勤めに参加

    気持ちが引き締まるのを感じる朝のお勤め。参加必須でない場合もありますが、せっかく宿坊に泊まるならぜひ参加してほしい体験です。

  • 7:00〜朝食

    お勤めを終えた清々しい気持ちで朝食をいただきましょう。早起きした充実感できっと箸が進みますよ。

  • 8:00〜各種体験・作務など

    修行や体験の内容は、宿坊により異なりますが、宿泊者限定の体験や予約が必要な場合もあります。

  • 10:00〜チェックアウト・出発

    周辺の情報など聞きたいことがあれば、質問を。お礼をして出発。

  • ※一般的なスケジュールです。
  • ※宿坊によって、体験内容や時間は異なりますので直接宿坊へご連絡ください。
  • ※修行体験は予約や参加費が必要な場合があります。